鬼平犯科帳 第7シリーズ
ドラマ
🈑<時代劇>鬼平犯科帳 第7シリーズ 第4話 「木の実鳥の宗八」
いつの世にも絶えない悪を容赦なく取り締まる!
中村吉右衛門の当たり役として好評を得た『鬼平犯科帳』の第7シリーズをお届け。
12月16日 月曜 18:30 -19:25 BSフジ・181
火付盗賊改方長官の長谷川平蔵(中村吉右衛門)は、同心の木村忠吾(尾美としのり)と市中見回り中に、直参旗本五百石の宮口伊織(高橋長英)が老人に財布をすられるのを目撃する。
とっさに平蔵は、この老人・宗八(大木実)をつけ、人影のない場所で宗八が金を抜いた財布を投げ捨てるのを見ていた。
この宗八という男は、「木の実鳥の宗八」と呼ばれている掏り師で、平蔵は、宗八のことを捕まえず、忠吾に住んでいる所を突き止めるよう命じた。
そして平蔵は、投げ捨てられた財布の中から、どこかの大店の店舗と住宅の図面を発見するのだった…。
調べてみると、財布の持ち主の伊織という男は、放蕩で金使いも荒く、あまり評判のよくない男だった。
平蔵は図面を前に与力の小林金弥(中村歌昇)と思案した。
明らかにこの図面は盗賊用の図面である。
考えた平蔵は、伊織の身分もあるし、下手に調べれば問題になるからということで、相手の懐に飛び込む戦法を取ることにした。
その日、小林が深夜に伊織を訪ね、図面を見せる。
それを見た伊織は怒り、図面を引き裂いてしまう。
小林は捨てられた紙片を集めて帰り、控えと比べてみる。
すると一部がない。
平蔵は、伊織には何か後ろ暗いところがあると睨み屋敷を見張る様にと命じるのだった・・・。