ちょっといい姉妹
ドラマ
昭和ドラマ「ちょっといい姉妹」 第27話
東京・青山にある歯科医院が舞台。山岡久乃、京塚昌子、大空眞弓が演じる性格の違う異母姉妹3人の日常を描く。人の触れ合い、優しさ、女性の自立などを描いたホームドラマ
1月7日 火曜 4:00 -5:00 BS11イレブン
華子は今日の嬉しさに、ぼうっとしていた。三子や悠子が手伝ってくれて、留袖姿の美しい花婿の母が出来上がった。やがて孝司が迎えに来て、父親代わり、母親代わりはそろって式場に向かった。
村瀬と好子の結婚式に、もう一組、緊張のあまり、上の空の夫婦がいた。有紀の父・勇治と母・信代だ。初めての仲人を華子から依頼されて、その大任に感激しすぎての勇治たちだ。
三子は桃と古谷をテキパキと使って、華子と村瀬の両医師のいない京歯科を、一人でさばいた。悠子の店も今日は客が多く、大山を助手にてんてこ舞いだ。
一正が学校から帰ると、空き巣にやられていた。警察を呼んで、中学生にしては上出来の処理を一人でやった。あとで知った華子たちは、いいことのあとには悪いこともあると、こだわらなかった。
夜、孝司が京一家を招いて、ねぎらいのご馳走をしてくれた。今日一日で親密さの増した孝司と華子。なぜか今夜の一族の雰囲気は、温かく華やいでいた。門の前には、憂いを含んだ幸代がたたずんでいた…。
(1981年/全29話)
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出演者
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スタッフ
【脚本】田井洋子,北原優 【プロデューサー】石井ふく子
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主題歌
『ちょっといいもの』佐良直美
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おしらせ
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