アメリカ史:世界史の中で考える

趣味/教育

アメリカ史:世界史の中で考える 第4回

「アメリカ独立革命:独立の達成と連邦共和国の創造(1763年〜1788年)」

1月28日 火曜 6:00 -6:45 放送大学テレビ

フレンチ=インディアン戦争は、アメリカ植民地人にとってイギリス帝国の輝かしい勝利で幕を閉じた。しかし、財政難に直面したイギリスは植民地政策の転換に舵を切ることになる。1765年の印紙法の導入を皮切りにアメリカ植民地では本国への抗議運動が広がった。1770年半ばにはアメリカ植民地と本国の関係は緊迫化し、ボストン郊外で戦闘状態に突入した。
本講義では、独立戦争に至るまでの経緯を考察し、独立達成から合衆国憲法体制の成立過程で革命・建国期の指導者がいかに共和主義の制度化に腐心したのかを探り、その国際的な意義についても言及する。

  • キーワード

    国王宣言、ケベック法、印紙法、サマセット判決、ボストン茶会事件、トマス・ペイン、独立宣言、連合規約体制、シェイズの反乱、ジェームズ・マディソン

  • 出演者

    同志社大学教授 肥後本 芳男