ニッポンの里山　ふるさとの絶景に出会う旅▽生きものと育てる森の茶畑　高知いの町🈑

高知県いの町の森の中には野生のチャノキの畑がある。山の斜面に人々が作ったお茶の畑だ。畑にはイノシシなどの野生動物たちもやってきてお茶づくりに一役かっている。

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緑の香り豊かなお茶「ヤマチャ」。野生のチャノキの葉で作ったお茶だ。高知県いの町では急しゅんな山の斜面に人々が森の茶畑を作り「ヤマチャ」を育ててきた。森の茶畑はタヌキやイノシシなども現れる世界。中にはお茶づくりに一役かっている生き物も。秋、白い花を付けたお茶の木には受粉の手助けをする八チの仲間が訪れ、やがて実ったお茶の実が地面に落ち、新しい命が芽生えていく。森の中で人と生き物の営みが繰り広げられる。