関口宏の雑誌の記憶
ドキュメンタリー/教養
🈑関口宏の雑誌の記憶 「防寒 前編」
厳しい寒さが続く今、雑誌の記憶でたどるテーマは「防寒」。ゲストは宮崎美子。まず気になる雑誌は、91年に見つかり話題となった5000年前のミイラの記事から。
1月25日 土曜 16:00 -16:30 BS朝日1
雑誌をさかのぼるとかつての日本の寒さを強調するような画像が目立つ。驚くことに1974年には寒冷化がここから10年以上続くであろうという記事も。そして防寒グッズのはしりとも言える湯たんぽの話題に。「暮しの手帖」には最近の湯たんぽ事情が記されている。雑誌は変わってアナログなものを賞賛する記事をピックアップ。そこには「ハクキンカイロ」が挙げられていた。
最盛期では年間生産200万個にまで達したが、予想もしていなかった事態が起こる。それは「使い捨てカイロ」の登場。それにより大打撃を受けたハクキンカイロ社は当時どんな様子だったのか、現在もある同社に取材を敢行。寒さに対する日本人の姿勢が記されている雑誌に数多く触れる。
昭和平成とメディアのメインストリームであり続けた「雑誌」。近年のネットの隆盛の中で、その存在感は薄くなっているものの昭和平成の「同時代の情報」は雑誌にしかないものが多く、今、ネットで検索しても出てこない貴重な「当時の生の情報」の宝庫と言えるのが「雑誌」。関口が自らの体験や記憶を掘り起こしながら、当時を知るゲストと共に物事の「本質」に迫っていく。あなたの知らない、もしくは忘れていた記憶がよみがえる。
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