ドキュメンタリー/教養

独裁者の製造マニュアル「#1 台頭」🈔

アドルフ・ヒトラーやサッダーム・フセインなどの独裁者が、自らの道を権力に見出す過程を描く。彼らのやり方はよく似ている。経済危機に対する世間の抗議を利用するのだ。

1月22日 水曜 23:00 -0:00 ナショジオ

ドイツのヒトラー、イラクのフセイン、チリのピノチェト、ザイールのモブツ・セセ・セコ、キューバのカストロといった歴史上、独裁者として名を残した者たちに共通点はあるのだろうか?彼らの生い立ちから権力を握るに至る過程を、時代背景も織り交ぜ比較する。また、独裁者たちが実行した残忍な手法や策略の共通点、発展させるはずの国家を自ら崩壊させた実態を元CIA諜報員やノンフィクション作家の解説を交え、紐解いていく。
アドルフ・ヒトラー、サッダーム・フセイン、アウグスト・ピノチェト、モブツ・セセ・セコ、フィデル・カストロが、自らの進む道を権力に見出す過程を描く。暴力的で影響力を持つ人間が権力の座に就くのは簡単ではないが、彼らの通った道はよく似ている。経済危機に対して安定を求める世間の抗議を利用し、共通の敵を定め、政府を倒し、行動計画を推し進めた。苦境を打破するにはそれしかないと、独裁者になる者は主張するのだ。