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ドキュメンタリー「解放区」🈑漂う漁師

種子島のすぐ傍に浮かぶ小さな島、馬毛島。米軍の施設移転をともなう自衛隊基地建設が進められ、種子島漁協は漁業補償と引き換えに漁業権の一部放棄と漁業制限に合意した。

1月20日 月曜 1:53 -2:53 TBS1

鹿児島県本土から45キロ南にある種子島。そのすぐ傍に浮かぶ小さな島、馬毛島では米軍の施設移転をともなう自衛隊基地建設が進められている。種子島漁協は漁業補償と引き換えに漁業権の一部放棄と漁業制限に合意。組合員も基地の賛否を口にしなくなった。 江戸時代から種子島の漁師は馬毛島に渡り、特殊な漁労文化を築いてきた。まだ丸木舟だった時代、馬毛島に漁業基地を築き、漁の期間だけ季節移住を行った。
馬毛島の基地建設によって、種子島の漁師たちが受け継いできた自然、文化、歴史が消えつつある。先祖から守ってきた漁場へ思いと基地建設との狭間で葛藤する漁師たちの日々を追った。