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テレビ寺子屋🈐【「ほめる」よりすごい方法/沼田晶弘】
「ほめて何とか子どもを伸ばそう」と、ほめ疲れしていませんか?ぬまっち流「ほめるより子どもがのびる良い方法」とは?
1月18日 土曜 5:30 -6:00 北海道文化放送1
「ほめて自己肯定感を高めよう」という言葉がSNSに踊っています。ほめるところを探そう、良いところを見つけようとほめ疲れしていませんか?「ほめるより子どもがのびる良い方法」があれば、実践しますよね。例えば子どもが漢字テストで満点をとってきた時、ほめるよりもさらに効果的なのは、お母さんが「やった!嬉しい!」と喜ぶことです。親が喜んでいるのが一番です。喜んでいる親を子どもはもっと喜ばせたくなるのです。
必要なのは「ほめられ方を伸ばす」こと。ほめられたらいい顔をする、おいしい時はおいしい顔をする。我が子が「息子さん、足が速いですね!」とほめられても、「でも、漢字が全然できなくて」などと答えていませんか?ほめられたら「ありがとう」でいいんです。そして、嬉しい顔をする。「ほめられ方」を伸ばしていると、相手はほめたくなります。「この人のことをほめたら笑顔になってくれる」とわかっていたら言いたいでしょう?
ほめるより効果的なもうひとつの方法は「ポジティブワードで注意する」。
「○○しないと××しないよ」という言い方はやめましょう。「ご飯を食べないとアイスなしだよ」ではなく、「ご飯を食べてアイス食べよう!」に変えたいのです。学校の廊下でもよく「走るな!」と言いますが、言葉はポジティブにしたいので、僕は「歩け!」と言っています。「ほめるよりすごい方法」で、ぜひ楽しく子どものやる気を引き出してください。