関口宏の雑誌の記憶

ドキュメンタリー/教養

🈑関口宏の雑誌の記憶 「渋谷 後編」

目まぐるしく様変わりする東京「渋谷」の後編。かなり物騒だった戦後の渋谷から「恋文横丁」まで。渋谷のイメージを激変させる東急と西武の争いを報じた記事も。

1月18日 土曜 16:00 -16:30 BS朝日1

生まれも育ちも渋谷というゲストの椿鬼奴は、80万冊も雑誌が保管されている大宅文庫で、テーマから離れるがどうしても気になる雑誌をチェック!それは「an・an」の占い特集。一冊丸ごと占い特集という斬新な作りはいつ頃からなのか興味津々。話は戻って渋谷。戦後はかなり物騒だった時代もあり、台湾から移り住んだ人と当時の反社会勢力との激しい衝突を報じた雑誌も。現在とはイメージの違う記事が目につく。
また、渋谷の一角に米兵からの恋文を訳したり、返事を代筆したりするお店があった「恋文横丁」の記事も。のちに小説となり、観光バスが停まるほどにもなったその跡地は今…。そして話題は渋谷のイメージを激変させる東急と西武の争いを報じた記事に。このあたりから若者の街となっていく。その後も再開発の名の下に渋谷川なども暗きょとなるなど、様変わりする渋谷を雑誌を通してじっくりとひもとく。
昭和平成とメディアのメインストリームであり続けた「雑誌」。近年のネットの隆盛の中で、その存在感は薄くなっているものの昭和平成の「同時代の情報」は雑誌にしかないものが多く、今、ネットで検索しても出てこない貴重な「当時の生の情報」の宝庫と言えるのが「雑誌」。関口が自らの体験や記憶を掘り起こしながら、当時を知るゲストと共に物事の「本質」に迫っていく。あなたの知らない、もしくは忘れていた記憶がよみがえる。
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