ありがとう

ドラマ

名作ドラマ「ありがとう 第4シリーズ」🈞 第25話≪全52話≫

くみ子にやさしい治香を見て吉は……

1月16日 木曜 15:55 -16:54 TSCテレビせとうち

治香は、亡き夫の姪・大堀和美が夫と別居生活を始めた為、和美の娘・くみ子を預かり世話をし始めた。和美の夫婦喧嘩は、罪の無いくみ子を巻き込んだ結果となり、くみ子は勉強が遅れるばかりだった。(前回のあらすじ)
くみ子の成績を心配した治香は、同級生の心二がいる松尾家で家庭学習をさせようとしたが、くみ子は首を縦に振らなかった。両親が揃っている家庭に行く事を子供心に辛く感じたのだ。
歴史と伝統にはぐくまれた学生の町、東京・神田。安くておいしいと評判のカレーライス屋「春」の女主人の春木治香(京塚昌子)は、学生にとってはやさしい母のような人である。日舞のできるひとり娘・吉(佐良直美)と治香の弟・依光秋生(金田龍之介)が治香をもりたて、店は立派に繁盛していた。ところが、治香と隣の「なかよしパン」の女主人・文(山岡久乃)とは犬猿の仲。
文が秋生をふって現在の夫・三友金吾(佐野浅夫)と結婚したのが治香にはシャクの種で、いつまでも根にもっているためだ。しかし、吉と文の長男・金太郎(大和田伸也)の若いふたりは、そんなおとなのいざこざを気に留めず、屋根伝いに互いの部屋に行き来する仲だった。