劇場/公演

歌舞伎◆梶原平三誉石切 鶴ヶ岡八幡社頭の場 ▼中村富十郎

石橋山の合戦に頼朝が敗走したあとの鎌倉。大庭景親に青貝師六郎太夫と娘の梢が刀を売りに来る…。(平成10年1月・歌舞伎座)
1998年 82分

1月16日 木曜 16:30 -18:00 衛星劇場

◆特選歌舞伎〜懐かしの名舞台〜◆ 石橋山の合戦に頼朝が敗走したあとの鎌倉。大庭景親に青貝師六郎太夫と娘の梢が刀を売りに来る。大庭は偶然来合わせた梶原に目利きを頼み、梶原は名剣であると保証するが、大庭の弟俣野五郎のすすめで「二つ胴(二人の人間を重ね斬りにする)」を試すことになる。「二つ胴」の一人には死罪と決まっている囚人、もう一人には六郎太夫が志願する。
梶原はこの刀の銘から親娘を源氏方と見破り、わざと六郎太夫を斬り損ね、自分は石橋山で頼朝を助けた事を告白する。 平成10年「壽 初春大歌舞伎」より、富十郎の梶原、二世又五郎の六郎太夫、松江(現・魁春)の梢、我當の大庭、東蔵の奴菊平という配役でご覧頂きます。