ありがとう

ドラマ

名作ドラマ「ありがとう 第4シリーズ」🈞 第24話≪全52話≫

幸せを願って、くみ子を引き取る治香

1月15日 水曜 15:55 -16:54 TSCテレビせとうち

金次郎の結婚騒動が一段落したものの、治香は落ち着いていられなかった。亡き夫の姪・大堀和美が、娘・くみ子を連れて治香のところへやって来た。和美と夫・久夫の間には離婚話が持ち上がり、小学一年生のくみ子は、家庭不和の為、ろくに学校にも行けなかった。(前回のあらすじ) そんなある夜、和美が伊豆の旅館から住み込みで働くので、当分くみ子を預かってくれと電話を掛けて来た。
歴史と伝統にはぐくまれた学生の町、東京・神田。安くておいしいと評判のカレーライス屋「春」の女主人の春木治香(京塚昌子)は、学生にとってはやさしい母のような人である。日舞のできるひとり娘・吉(佐良直美)と治香の弟・依光秋生(金田龍之介)が治香をもりたて、店は立派に繁盛していた。ところが、治香と隣の「なかよしパン」の女主人・文(山岡久乃)とは犬猿の仲。
文が秋生をふって現在の夫・三友金吾(佐野浅夫)と結婚したのが治香にはシャクの種で、いつまでも根にもっているためだ。しかし、吉と文の長男・金太郎(大和田伸也)の若いふたりは、そんなおとなのいざこざを気に留めず、屋根伝いに互いの部屋に行き来する仲だった。