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ありがとう
ドラマ
名作ドラマ「ありがとう 第4シリーズ」🈞 第21話≪全52話≫
家出した文はカレー屋の二階に
1月10日 金曜 15:55 -16:54 TSCテレビせとうち
子持ちの未亡人・若子との結婚を決意した金次郎は、母親・文、父・金吾の了解を得ずに結婚式の挨拶状を作ってしまったから大変。しかも、教会で簡素に式を挙げ、披露宴も若子の店で内輪に済ませると宣言。文は、息子に裏切られたショックのあまり突然家出をしてしまった。(前回のあらすじ)
家出したばかりの文から治香のもとに電話が掛かって来た。治香は、文の元気な声に安心したものの、手をこまねいてもいられず、心当たりを捜す事にした。
歴史と伝統にはぐくまれた学生の町、東京・神田。安くておいしいと評判のカレーライス屋「春」の女主人の春木治香(京塚昌子)は、学生にとってはやさしい母のような人である。日舞のできるひとり娘・吉(佐良直美)と治香の弟・依光秋生(金田龍之介)が治香をもりたて、店は立派に繁盛していた。ところが、治香と隣の「なかよしパン」の女主人・文(山岡久乃)とは犬猿の仲。
文が秋生をふって現在の夫・三友金吾(佐野浅夫)と結婚したのが治香にはシャクの種で、いつまでも根にもっているためだ。しかし、吉と文の長男・金太郎(大和田伸也)の若いふたりは、そんなおとなのいざこざを気に留めず、屋根伝いに互いの部屋に行き来する仲だった。
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出演者
京塚昌子、佐良直美、金田龍之介、井上順、尾藤イサオ、佐野浅夫、山岡久乃、大和田伸也、岡本信人、沢田雅美、研ナオコ、石坂浩二、音無美紀子、藤岡琢也、長山藍子、伊藤洋一、奈良岡朋子、上村香子、若山直嗣
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スタッフ
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解説
東京・神田の学生街に古くからカレーライス屋、パン屋、下宿を営む三軒の家庭を舞台に、学生との交流、隣人との生活、親子の愛を軸に、新しい“ありがとう精神”を描く。“肝っ玉かあさん”こと京塚昌子がひさびさにこのシリーズで母親を演ずる。
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解説2
第三部までの山岡久乃・水前寺清子の親子が歯ごたえがあり、なんともいえない風味を持つ南京豆であるとすれば、第四部の京塚昌子・佐良直美親子は、ふくよかではだざわりのよいマシュマロとでも形容できる。