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食彩の王国

情報/ワイドショー

食彩の王国【佐渡の南蛮エビ】

今年、金山が世界文化遺産に登録され、注目を集めている佐渡島。ノドグロやズワイガニ、バイ貝、アオリイカなど数ある魚介の中で、今回の主役は、名産の「南蛮エビ」です。

1月8日 水曜 10:25 -10:50 福井放送1

食彩の王国【佐渡の南蛮エビ】

今回の主役は、名産の「南蛮エビ」です。 正式名称は「ホッコクアカエビ」、関東では「甘エビ」」とも呼ばれますが、佐渡では、色艶が南蛮(唐辛子)のようなので「南蛮エビ」と呼ばれています。 佐渡港前の寿司店「すしの魚秀」では、贅沢にも3尾のせて赤酢のシャリで握りに。たらい舟で有名な小木地区の古民家宿「御宿 花の木」では、かき揚げやしんじょ椀で華やかに客をもてなしています。
佐渡では、1960〜70年代にかけて20隻以上の南蛮エビ漁船が操業していました。しかし現在は漁師の高齢化や漁業資源の減少などにより半減しています。 南蛮エビの漁を盛り上げたいと頑張っているのが佐藤洋一さんと弟の祐司さん兄弟。漁場は佐渡海峡。水深350m〜500mに仕掛けたエビ籠を水揚げすれば、真っ赤な南蛮エビがとれ、水温2度の冷海水に浸し、鮮度を保ちます。 夜を徹して漁に挑む兄弟の奮闘に迫ります。
佐渡金銀山の繁栄を支えた近代産業遺産の一つ、佐渡のラピュタと呼ばれる「北沢浮遊選鉱場」にあるcafe「北沢Terrace」では、濃厚なエビ風味の南蛮エビみそラーメンが人気。 歴史ある妙宣寺の五重塔の門前にある人気のビストロ「ラ・パゴッド」では、フランス人のシェフが南蛮エビをピッツァに! さらに、南蛮エビが、あの人気スイーツにも変身!?
南蛮エビを使った新作料理を作って佐渡の食を盛り上げたい!というのは人気オーベルジュ 「Ryokan 浦島」の料理人兄弟、兄のフレンチシェフ・須藤良隆さんと弟の和食料理長・間島万起人さん。 漁港の佐藤さん兄弟を訪ね、新鮮な南蛮エビを味わい、それをヒントにそれぞれが新作に挑みます。 弟は玉手箱のような和食に。兄は同じ海域でとれるバイ貝を組み合わせたフレンチに。 一体、どんな料理が生まれるのでしょう?