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熊本から世界初の新薬を〜熊大発ベンチャーの挑戦〜
ニュース/報道
熊本から世界初の新薬を〜熊大発ベンチャーの挑戦〜
世界に3億人の患者がいるとされる「希少疾患」。進行性のものや命に関わる病が多いにも関わらずそのほとんどに治療法がない。熊大発ベンチャーが世界初の新薬開発に挑む。
1月4日 土曜 11:00 -11:45 KAB熊本朝日放送1
治療法がない「希少疾患」は世界に7000種、3億人の患者がいてその半数が子どもだと言われている。日本では「難病」と呼ばれるものもある。熊本大学の勝田陽介准教授らの研究チームが開発した「Staple核酸」はこれらの病の薬となりうるのではと期待が寄せられている。世界初の技術を応用し、新薬の開発に挑む研究者たちを追う。
熊本大学で研究に励む五木結愛さん。祖母が「多系統萎縮症」と呼ばれる病を患った。徐々に体が動かなくなる進行性の病で治療法はない。五木さんは勝田准教授の研究と出会い、祖母を治すことができる可能性を知った。しかし、薬をひとつ開発するためには数百億円もの莫大な費用がかかると言われている。時間も費用も足りていないなか、勝田准教授は薬の開発を加速するため仲間たちと創薬ベンチャー「StapleBio」を立ち上げた。
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◆制作著作
KAB熊本朝日放送