忠臣蔵 瑤泉院の陰謀

ドラマ

新春ワイド時代劇「忠臣蔵 瑤泉院の陰謀」稲森いずみ主演

吉良邸討ち入りの首謀者は浅野内匠頭未亡人・瑤泉院だった!“忠臣蔵”を全く新しい視点で描く。出演:稲森いずみ北大路欣也高橋英樹🈀 脚本:ジェームス三木

1月3日 金曜 11:00 -21:00 BSテレ東

吉良邸討ち入りの首謀者は、絶世の美女であり、賢夫人であり、才色兼備の浅野内匠頭未亡人・瑤泉院だった…!魅力溢れる女性たちの活躍を軸に、大石内蔵助ら赤穂浪士たちと柳沢吉保ら幕閣たちの対立を、全く新しい視点で描いた娯楽エンタテイメント時代劇。

  • 出演者

    瑤泉院(阿久利)…稲森いずみ、大石内蔵助…北大路欣也、柳沢吉保…高橋英樹、浅野内匠頭…高嶋政伸、吉良上野介…江守徹、徳川綱吉…津川雅彦、大石りく…松坂慶子、正親町町子…萬田久子、喜世…吹石一恵、唐崎…梶芽衣子、滝岡…松金よね子、堀部安兵衛…山田純大、菅谷半之亟…渡辺裕之、片岡源五右衛門…山下規介、堀部弥兵衛…寺田農、浅野長照…あおい輝彦、桂昌院…樋田慶子、安井彦右衛門…伊吹吾郎

  • 原作・脚本

    【原作】湯川裕光『瑤泉院 忠臣蔵の首謀者・浅野阿久利』(新潮文庫刊) 【脚本】ジェームス三木

  • 監督・演出

    【監督】重光亨彦

  • 音楽

    【主題歌】「献身」五木ひろし(ファイブズエンタテインメント) 【音楽】谷川賢作

  • 第一部-1-

    正徳二年(1712)春。尼僧姿で顔を隠した瑤泉院(稲森いずみ)は山村座の桟敷席に着いた。舞台では人形浄瑠璃が演じられている。演目は「忠臣蔵」。涙ぐむ瑤泉院に座元の山村長太夫が別室へ案内する。そこには六代将軍家宣の側室で、かつては赤穂浅野家に仕えていた左京の方(吹石一恵)の姿が。再会を喜び嗚咽する二人。「後世に伝わるのは赤穂の忠臣の討ち入り物語」「その首謀者が女性であったとは…」。

  • 第一部-2-

    元禄八年(1695)春。婚礼から5年経っても阿久利は子どもに恵まれなかったが、夫・浅野内匠頭(高嶋政伸)の愛に包まれ幸せな日々を送っていた。元禄十三年(1700)5月、阿久利は内匠頭に側室をすすめるべきか、筆頭家老・大石内蔵助(北大路欣也)に相談する。世子なき状態がこのまま続けば、いずれは仮養子となっている舎弟・大学を嗣子として決定しなければならない。果たして大学で浅野家中が治まるか…。

  • 第一部-3-

    また内匠頭の持病“つかえ”(いわゆる心因性のストレス)が側室問題で再発し、阿久利の心配の種となっていた。内蔵助が紹介した町医者の娘を一目で気に入った阿久利は「喜世」と名付け躾、行儀作法を教え始める。小間使いとして側に置けば、いずれ内匠頭の心を奪うことだろう。万事上手く進んでいたが…。元禄14年、勅旨接待役を賜った内匠頭は、殿中・松の廊下で吉良上野介(江守徹)に斬りつけてしまう…。