限界ニュータウンと言われても〜住民自治を生きる人々〜
ドキュメンタリー/教養
🈑限界ニュータウンと言われても〜住民自治を生きる人々〜
バブル開発限界ニュータウンとは言わせぬ住民自治の姿
12月29日 日曜 4:50 -5:50 UTYテレビ山梨1
バブル期に北摂をイメージさせる「茨木台」として分譲された。当時、最寄りのJR茨木駅まで車で40分。それでも地価狂騰の折、「夢のマイホームを」と切望した人々は長時間通勤も覚悟で競うように土地を買い、家を建てた。しかしバブル崩壊。無許可開発した業者が倒産。業者が私有していた水道・道路も負債の担保だったが自治会が買い取ることになった。高齢化が進み、今、見立地区に暮らすのは約150世帯で子どもは1人。
投機目的で買った人も多く空き地が目立つ。こうみると見立はまさに"限界ニュータウン"だ。しかし住民らの結束は固い。区長は「将来世代のための生活環境をつくる」、副区長は「行政まかせにしない。ここは独立国」。"普通のシニア世代"の自治会役員らが活発に協議、水道の運営、道路修繕工事など難事業をこなしてゆく。今の「見立」は"限界ニュータウン"というよりも自治意識高い"コミューン(共同体)"といっても過言ではない。
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おことわり
番組内の情報は2023年9月時点のものです