ドキュメンタリー/教養
●中国を知る●中国と海洋文化「#2」🈑
かつてコショウの交易で栄えたインド西岸の港コーチ、イスラム世界との関係が深い中国の広州、東西交易の中心地ドバイを訪ね、海を越えた人々の交流の歴史と今を見つめる。
12月28日 土曜 19:00 -20:00 ナショジオ
海のシルクロードは東洋と西洋を結ぶ海上の交易ルートとして古くから栄えてきた。約600年前に中国明朝の武将、鄭和(ていわ)の率いる木造の大船団が航行したこの古(いにしえ)の海路を、海洋史家のサム・ウィリスと共にたどる。中国を出港し、アジア、アフリカ等の各地に寄港しながら、交易を通して多様な文化が交錯し新たな世界が築き上げられてきた歴史を振り返る。同時に、海のシルクロードの現在の姿にも目を向ける。
かつてコショウの交易で栄えたインド西岸の港コーチを訪れる。中国伝来の漁法や、紀元前から存在するというユダヤ人のコミュニティーなど、人々の交流の歴史が今も刻まれている。続いて、イスラム世界との関係が深い中国の広州を出港し、東西交易の中心地ドバイに赴く。中国系の巨大なショッピングモール、世界有数の競走馬の施設などを訪ねつつ、多様な人脈を求めて、あるいは商売のために、海を渡り世界中から集う人々に出会う。