小児性犯罪〜当事者たちの証言〜

ドキュメンタリー/教養

小児性犯罪〜当事者たちの証言〜🈑

被害者と加害者の両方に目を向け、子どもへの性暴力をなくすために私たちの社会に何が求められているのかを考えたい。

12月30日 月曜 4:50 -5:50 UTYテレビ山梨1

子どもへの性被害は心身に深い傷を残し、その後の人生に大きな影響を与える。あまりにも残虐で目を背けたくなるが、社会の無理解も被害者を苦しめる。被害と加害、二つの現実を伝えることで小児性犯罪への対策と予防につながると考え、取材を進めた。大阪府吹田市の柳谷和美さん(55)は5歳の時、隣の家に住む友達の父親から「お医者さんごっこしよう」と服を脱がされ、性被害を受けた。
自分が受けた行為の意味を理解したのは中学生のとき。「自分の体は汚い」と自暴自棄になり、自傷行為がやめられなくなった。転機は2009年。性暴力被害者の講演会に参加し、大勢の人の前で当事者が話す姿に衝撃を受けた。「子どものときの性被害がその後の人生に大きく影響することを知ってほしい」自身の性被害を講演で語り始めた。

  • おことわり

    番組内の情報は2023年7月時点のものです