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剣客商売/水戸黄門 第16部
ドラマ
ドラマコレクション「剣客商売」「水戸黄門」
剣客商売 #6「深川十万坪」
水戸黄門 第十六部#30
「銘酒を守った娘の真心・新庄」
12月23日 月曜 15:04 -16:54 テレビ大阪1
小さな升酒屋を営むおせき(藤田弓子)は、五十がらみのでっぷりとした女で、人は金時婆さんと呼ぶ。怪力である。ある日、秋山小兵衛(藤田まこと)が女房のおはる(小林綾子)、料亭不二楼の板前長次(木村元)と外出し、金時婆さんの大活躍を目撃した。昼間から酒を飲んで、若い娘にちょっかいを出している三人の侍をいさめ、怒った侍が刀を抜くと、
おせきは二人をつぎつぎに持ち上げて橋の上から川に放り込み、もう一人には体当たりをして気絶させた。群衆は、やんや、やんやの喝采である。小兵衛は、侍たちのおせきへの復讐を警戒し、長次に後を追わせて身元を突き止めさせた。岡っ引きの弥七(三浦浩一)はおせきと顔見知りだった。弥七はおせきに、家が焼けて困っている老人をしばらく預かってほしいと頼む。秋川小左衛門という老人は、もちろん小兵衛である。
酒処、新庄で一行が呑んだまずい酒。酒造りを止め、酒浸りの父親に健気に仕える娘。その娘を慕う職人とともに何とか父親を再起させようとする。酒の独占販売で私腹を肥やす酒問屋が企んだ過去の殺人の罠。その罠を暴き、老公自らお白洲で父親の無実を明かし、悪人達を裁いてまずい酒を追放。天下の美禄を取り戻す。