鬼平犯科帳 第7シリーズ
ドラマ
🈑<時代劇>鬼平犯科帳 第7シリーズ 第5話「礼金二百両」
いつの世にも絶えない悪を容赦なく取り締まる!
中村吉右衛門の当たり役として好評を得た『鬼平犯科帳』の第7シリーズをお届け。
12月23日 月曜 18:30 -19:25 BSフジ・181
火付盗賊改メ長官を務める長谷川平蔵(中村吉右衛門)の家計は困窮していた。
配下の与力同心、そして密偵らを手足のように動かすには金がかかるからだ。
お上からの手当てはあるが、それだけではまるで足らず、先祖伝来の刀剣や骨董品を手放すこともしばしば。
妻の久栄(多岐川裕美)もある日、道具屋を呼んで、嫁入り道具の櫛やかんざしを売った。
たまたま居た平蔵は、言葉もなかった。
そんなある夜、事件が起きた。
二千石の大身旗本・横田大学(磯部勉)の 嫡子・千代太郎(藤山扇治郎)が療養中の母を見舞うために家臣の山中伊助(河原崎健三)以下四人を従えて出かけたところ、人気のない雑木林にさしかかった所で誘拐された。またそれだけでなく、覆面の犯人たちは、伊助を除く四人を斬殺し、横田家の家宝の太刀までも奪い千両の金を要求してきた。
こんな事が表沙汰になれば切腹になる…。
事を内密に治めたい横田家では、火盗改メ与力の小林金弥(中村歌昇)を通して平蔵に事件解決を依頼。
平蔵は事の成り行きを聞き、千代太郎誘拐の時に軽傷を負ったながらも、唯一生き残った横田家家臣・山中伊助に目をつけた…。