アメリカ史:世界史の中で考える
趣味/教育
アメリカ史:世界史の中で考える 第12回
「超大国アメリカ:冷戦前半期(1945年〜1968年)」
12月18日 水曜 14:15 -15:00 放送大学テレビ
戦後まもなく米ソ冷戦が出現し、アメリカは「自由世界」(西側陣営)の事実上の盟主として国際的な指導力を発揮していくこととなる。アメリカは、孤立主義から訣別し、大規模な軍事力を常備する軍事大国となる一方で、国内ではニューディール以来の「大きな国家」を維持・拡大した。
左翼を切り落とした政治的「コンフォーミティ」の下で公的な議論の空間が狭隘化する一方で、市民権運動を経て公的な人種差別が禁止され、黒人が市民として政治的に包摂されたことも、この時代の特徴であった。
本講義では、人類史の「黄金時代」とも呼ばれる時代の中にアメリカを位置づける。
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キーワード
トルーマン・ドクトリン、マーシャル・プラン、国家安全保障法、ヴァンデンバーグ決議、北大西洋条約機構(NATO)、朝鮮戦争、キューバ危機、部分的核実験禁止条約、ヴェトナム戦争、マッカーシズム、タフト=ハートリー法、フェアディール、偉大な社会、ブラウン判決、市民権運動、1964年市民権法、1965年移民法
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出演者
京都大学教授 小野沢 透