ドラマ
🈡国盗り物語(主演:北大路欣也ほか) #10【北大路欣也劇場】
「第四部 信長と光秀…宿命の本能寺 ー後編ー」出演:北大路欣也/伊藤英明/渡部篤郎 原作:司馬遼太郎 三人の男たちの熱い生き様に迫る(2005年・全10話)
12月15日 日曜 8:50 -9:45 時代劇専門ch
戦国時代の京都。妙覚寺の僧だった松波庄九郎(後の斎藤道三=北大路欣也)は、油問屋・奈良屋の後家・お万阿(高島礼子)の入婿となる。国盗りの夢を追う庄九郎は、美濃に渡り、守護職・土岐政頼(原田大二郎)の弟・頼芸(伊武雅刀)に仕える。頼芸の側室・深芳野(鈴木杏樹)を譲り受けた庄九郎は、政頼を追放して、頼芸を国主に押し上げるが、深芳野とのあいだに生まれた息子・吉祥丸は、頼芸の子ではないかと噂される。
頼芸の弟たちから命を狙われた庄九郎は、法師に戻って道三と名乗り、姿を消すが、尾張の織田信秀(伊吹吾郎)に攻め込まれた美濃に戻り、織田軍を追い払う。美濃の実権を握って十数年、道三は、明智家からの人質で成長した小見の方(遠野凪子)を正室に迎え、娘・帰蝶を育む。そして頼芸を追放し、ついに美濃一国の国主となる。織田との幾度もの合戦の末、道三は信秀の嫡男・信長(伊藤英明)と帰蝶(菊川怜)の縁談を決める。
対面した信長に、若き日の自分の姿を重ね合わせた道三は、天下盗りの夢を継ぐのは、信長か、我が子同然に育ててきた明智光秀(渡部篤郎)だろうと確信する。道三は家督を息子・義竜(倉田てつを)に譲って隠居するが、義竜は本当の父が土岐頼芸であると知り、大軍で道三の居城を取り囲む。自らの終焉を悟った道三は、信長の援軍を拒み、美濃を信長に譲るという書状を残し、壮絶な最後を遂げる……。