隠密奉行 朝比奈/水戸黄門 第16部

ドラマ

ドラマコレクション「隠密奉行 朝比奈1」「水戸黄門」

隠密奉行 朝比奈1 #8「京の罠、逃げ出した花嫁」
水戸黄門 第十六部#24
「母恋し涙の角兵衛獅子・新発田」

12月13日 金曜 15:04 -16:54 テレビ大阪1

隠密奉行、朝比奈河内守正清(北大路欣也)が京に上る。探るのは前関白九条基房(大出俊)の三女鈴子姫(平沢草)と、若狭小浜十万七千石、酒井若狭守の嫡男長丸(中村侑矢)との縁組の背景。なにしろ鈴姫は二十一歳。長丸はわずか三歳である。尋常の歳の差ではない。
仕掛け人は壬生中将晴久(秋野太作)という急進派の公家だった。剣にも弓にも優れた壬生は、反幕派の公家たちの首領だった。この縁組を機に、老中土屋相模守(船越英二)の追い落としを狙う小浜藩と組んでの、幕府への反逆の意思が読み取れた。
助三郎とお銀が救った角兵衛獅子姉弟は、母親を訊ねて越後・新発田へ向かう途中。一方、新発田城下で老公が助けたのは、料理旅籠の娘。そこの女主人こそ姉弟が捜し求める母親だが、女主人は母である事を認めようとしない。義理と人情の板ばさみに苦しむ女主人の胸の裡を知った老公、つけ入る悪を退け、親子の名乗りを上げさせる。