初歩からの物理

趣味/教育

初歩からの物理 第10回

「光とは何か?」

12月8日 日曜 9:45 -10:30 放送大学テレビ

光の研究もまた、物理学の長い歴史の一支流であった。粒子説と波動説の相克を経て、やがてマックスウェルの電磁波論でその本性が明らかになる。ところがアインシュタインの光量子論が出て再び粒子性が躍如する。その歴史を振り返りつつ、光の本性に迫る。電磁波の性質を通して波動の概念も説明する。

  • キーワード

    幾何光学、粒子説と波動説、ホイヘンスの原理、ヤングの2重スリット干渉実験、フレネルと横波説、マックスウェルの電磁波、偏光、レーリー散乱と空の青さ、光速不変性と相対論、光の量子論へ、光の現代的役割

  • 出演者

    放送大学特任教授 松井 哲男