劇場/公演

舞台「あゝ同期の桜」 ▼渋谷天笑、岡本悠紀、錦織一清

【'24年公演舞台プレイバックSP】
特攻隊員たちの青春群像劇!海軍飛行予備学生十四期会による遺稿集をもとに舞台化。(収録:2024年3月31日京都南座)
144分

12月8日 日曜 15:00 -17:30 衛星劇場

海軍飛行予備学生十四期会による遺稿集「あゝ同期の桜 帰らざる青春手記」 (毎日新聞社)をもとに榎本滋民が手がけた名作を舞台化。 学徒動員が全学生に適用され、昭和十九年二月一日に特に優秀なる官立私立の大学生が、第十四期海軍飛行予備学生として、霞ヶ浦の海軍航空隊に配属された。
軍事教練は、通常は四年かけて卒業するところを四ヵ月での速成士官教習で、日々お国のためにと歯を食いしばって、精神論が強調され、先輩や上官からは、自省しろと鉄拳制裁の毎日。厳しい訓練を終え、各見習い士官は、方々の基地に配属され、戦局が思わしくない状況で、徐々に前線へと配属されていき、同期の者が次々と命を落としていく。
昭和二十年春、鹿児島の最前線基地鹿屋に十四期の士官たちが配属されてきた。昨年秋に行われた神風航空隊の活躍は、そこで戦死した人間が軍神とあがめられており、集まった面々は自分たちの出撃命令がいつ下されるか待機していた。いよいよ、特攻の日。悠久の大義に生きるべく笑って死地に赴いていく若者たち…。震えながら、指導してきた中佐や参謀たちが敬礼したまま見送るのであった。