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力道山物語 怒涛の男 ▼力道山、美空ひばり

◆力道山 生誕100年◆
プロレス界の人気者、われ等のリキ(力道山)が自ら演ずる、熱血波瀾の半生記。スポーツ映画の決定版。
1955年 84分 モノクロ

12月8日 日曜 11:00 -12:30 衛星劇場

子供達の野球のボールが農家の風呂場の窓ガラスをつきやぶった。作造爺のどなり声に恐れることなく名乗り出た正義感の強い少年は、後に力道山と言われる百田光浩だった。彼は不良中学生と喧嘩することを常に母に叱られていたが、作造爺は不良中学生5人相手に飛び掛かる闘志に感極まり、角力取になることを母兄弟にすすめ、自分の息子である小結・大村潟にあずける約束をしたが、当の光浩は野球への気持ちの方が強かった。
5年の月日が流れた冬の夜明け、両国の街をよれよれの浴衣にざんぎり頭で歩くのは、故郷の人々に送られて角力生活に入った16才の光浩の姿だった。