必死剣鳥刺し

映画

映画「必死剣鳥刺し」

生きるほどに生じる運命の不条理を、江戸の世を舞台に静謐な筆で描き切る藤沢周平"隠し剣"「必死剣鳥刺し」が、名匠・平山秀幸の手により、人間普遍の物語として甦る。

12月8日 日曜 18:40 -20:54 BS日テレ

時は江戸。東北は海坂藩の近習頭取・兼見三佐ェ門(豊川悦司)には、消そうにも消せない過去があった。物頭をつとめていた三年前、藩主・右京太夫の愛妾・連子を城中で刺し殺したのだった。最愛の妻・睦江を病で喪った三左ェ門にとって、失政の元凶である連子刺殺は死に場所を求めた武士の意地でもあった。が、意外にも寛大な処分が下され、一年の閉門後、再び藩主の傍に仕えることになる。