隠密奉行 朝比奈/水戸黄門 第16部
ドラマ
ドラマコレクション「隠密奉行 朝比奈」「水戸黄門」
隠密奉行 朝比奈 #1「桜島に消えた割符」
水戸黄門 第十六部#17
「正義運んだ七里飛脚・松江」
12月4日 水曜 15:04 -16:54 テレビ大阪1
幕府大目付の朝比奈河内守正清(北大路欣也)は、隠密奉行と呼ばれていた。諸藩の謀叛から幕府を守るために、身分を隠して日本国中に探索の目を向ける。その権限は大きく、藩の命運を制することもあった。ある日朝比奈は、老中の土屋相模守(船越英二)から、薩摩藩の動向を探るように命じられた。幕府の隠密が一人捕らえられているという。普通、隠密は見つかれば殺される。生け捕りされた背後には、よほどの事情があるはずだ。
朝比奈家では、妻のりん(萬田久子) が旅支度に忙しい。行く先が薩摩と聞いて、土産にボンタンの砂糖漬けを頼むりんである。薩摩藩では、藩主や家老が知らぬところで、密貿易が行われていた。
雲州松江藩でお抱えの七里飛脚。江戸と松江の間を七月七日夜で走り継ぐという韋駄天走りが売り物。その飛脚問屋を女の細腕で支える娘。悪の一味が次席家老と企んで、娘が守るお墨付きを賭けての走り比べ。一度は飛脚の足を洗った男が、娘の苦労を知って立ち上がる。弥七やお銀も大奮闘、抜きつ抜かれつ、手に汗握る大競争。