私たち、転校しました〜日本一15回のバレー部〜
ドキュメンタリー/教養
FNSドキュメンタリー大賞 私たち、転校しました〜日本一15回のバレー部〜
日本一15回のバレーボール強豪校から公立校へと転校した部員たちを追ったドキュメンタリー。彼女たちが語る恩返しとは。ナレーターはバレー経験者の俳優・大谷亮平。
12月1日 日曜 2:35 -3:35 関西テレビ1
バレーボールの強豪校「九州文化学園高校」の部員17人が公立高校の「長崎県立西彼杵高校」に転校した1年を追いかけたドキュメンタリー。ナレーターは自身もバレーに青春を捧げた俳優の大谷亮平が担当。
九文は高校3大大会で15回日本一に輝いた名門だ。部員転校のきっかけは井上博明監督の定年退職。井上監督は西海市から誘いを受け西彼杵で指導することになり物語の主役3年生3人を含む17人も「人としても成長できる」と
転校を決意。公立高への一斉転校は異例だが、県教委は特別な事由にあたると転校を認め、彼女たちは転入試験に合格した。
西彼杵は新入生を加えスタートしたが転校生は半年間、高体連主催の大会に出場できず涙を見せる場面も。一方、人口減少や高齢化が進む西海市の人たちは、彼女たちに引き付けられていく。地域の人が会場で声援を送り、野菜や米を寮に届ける関係性が生まれていった。
憧れの春高全国大会をかけた県大会。会場には
全校応援に加えて市民も。しかしアクシデントが襲う。3年生エースがプレー中に右足の全十字じん帯断裂。結果「勝たなきゃいけない」プレッシャーで逆転負け。転校という大きな決断をした3年生の1年間が終わった。
3人の主役は関東の大学でプレーを続けている。一方、西彼杵の後輩たちによる全国大会への再チャレンジが始まった。日本の部活が始まって以来の「公立高校への集団転校」を選んだ彼女たちの1年を追った。