博物館資料保存論　第9回

「文化財の保存修理と博物館」

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文化財（美術工芸品）の保存修理は、近世まで民間で培われた伝統技術を基に近代的な理念で発展してきたが、近代日本の博物館の成立や機能と密接な関わりを持つ。こうした歴史を踏まえ、九州国立博物館文化財保存修復施設の取り組み、及び 宮内庁三の丸尚蔵館の修理事業の成果を通して、文化財保存修理の意義を考える。

• キーワード

  文化財、美術工芸品、保存修理

• 出演者

  九州国立博物館名誉館員　本田　光子