宮沢賢治と宇宙
趣味/教育
宮沢賢治と宇宙 第9回
「「いて座」の邪気」
11月29日 金曜 12:45 -13:30 放送大学テレビ
賢治は天の川が生きていると感じていた。そして、天の川のみならず宇宙が動的平衡状態にあり、変化する存在であることを認識していた。このような宇宙観を持つ人は、当時は極めて少なかったと考えられる。ここでは、賢治の時代では知られていなかった天の川の中心に潜む超大質量ブラックホールの話題も含めて、賢治のエネルギー観について解説する。
-
キーワード
銀河中心核、活動銀河中心核、いて座A*、超大質量ブラックホール、事象の地平線、ブラックホール・シャドウ、光子半径、光子球、銀河の発電所、『あまの川』、『ポランの広場』、〔温く含んだ南の風が〕、〔この森を通りぬければ〕、『グスコーブドリの伝記』、〔岩手軽便鉄道 七月(ジャズ)〕、〔サキノハカといふ黒い花といっしょに〕
-
出演者
放送大学特任教授 谷口 義明