ドキュメンタリー/教養
FNSドキュメンタリー大賞 海霧の先に 〜ヤンキー漁師と母の挑戦〜
門川漁港に20年ぶりの新米漁師が誕生。緊張感漂う初出港から1年に渡って密着。漁師が抱える問題とは。若き漁師は、支えてくれた母と共に人生を懸けた挑戦に乗り出した。
11月25日 月曜 1:30 -2:25 テレビ熊本1
「さかなの町」として栄えてきた宮崎県門川町。ブランド魚・門川金鱧で町おこしを図ったものの、“漁師の後継者不足”という波にのまれ、最盛期は20人ほどいたハモ漁師も気付けば5人になっていた。
2023年6月、門川漁港に20年ぶりとなる新米漁師が誕生。中崎瑛斗、22歳。中学生の頃は母から「殺そうかと思った」と思われるほどのヤンキーだったが、海への憧れを思い出し、漁師の道へ。
しかし、漁師で生計を立てていくことは簡単ではなかった。元ヤン漁師は未来を変えるため、唯一信じ続けてくれた母と共にハモの6次産業化に乗り出した。中崎親子の人生を懸けた挑戦の行方は。
さらに、この6次産業化という戦略で危機を脱した地域も取材。山口県萩市にある大島。島民の半数が漁師だという島は、どのようにして変わったのか。島の漁師、そして改革を行った若き女性が提言する、漁師が生き残るための方法とは。
漁業の未来を守るために、私達にできることは、何なのか。