京都浪漫 悠久の物語

ドキュメンタリー/教養

🈑京都浪漫 悠久の物語【建仁寺〜紅葉と国宝・風神雷神図屏風に双龍図の秘密】

今回は、錦秋の京都で建仁寺とその塔頭寺院を巡り、代々受け継がれてきた寺宝を紹介。国宝・風神雷神図屏風(複製)や海北友松筆「雲龍図」など名画を僧侶の解説付きで案内

11月25日 月曜 20:00 -20:58 BS11イレブン

🈑京都浪漫 悠久の物語【建仁寺〜紅葉と国宝・風神雷神図屏風に双龍図の秘密】

第134回「建仁寺と塔頭寺院〜紅葉と名宝を巡る〜」 建仁寺は、鎌倉幕府2代将軍・源頼家庇護のもと栄西禅師が創建した京都最古の禅寺。今回は、建仁寺とその塔頭寺院を巡り、代々受け継がれてきた寺宝の数々を紹介する。まず最初に建仁寺の本坊を訪ね、俵屋宗達筆「国宝・風神雷神図屏風(複製)」や海北友松筆「雲龍図」などの名画の見どころを僧侶の解説付きで案内する。宗達が描いた“雷神”の不思議とは?
さらに昭和の日本画家・小泉淳作画伯による法堂の「双龍図」や、庭師・北山安夫さんが作庭した「〇△□乃庭」にも触れ、新旧芸術の美の競演を愛でる。続いては、建仁寺の塔頭寺院の一つ、正伝永源院を訪ねる。こちらは、織田信長の弟で大名茶人としても知られる織田有楽斎ゆかりの寺「正伝院」と細川家ゆかりの「永源庵」が合併した寺で、細川護熙元総理の筆による襖絵も奉納されている。
最後に訪ねるのは、塔頭寺院の霊源院。ガクアジサイの変種である甘茶で有名なこの寺でも、中国の現代アーティスト陳漫さんが手がけた天井画「墨龍図」など新しい芸術に触れることが出来る。錦秋の京都で、建仁寺の至宝の数々を堪能する。
千年の都・京都。そこには国宝や重要文化財、祭りなどの歳時、伝統工芸など、寺社仏閣を中心とした歴史と、生活の中に溶け込んだ永遠の遺産が受け継がれています。 さらに京都には、四季折々に自然が織りなす美しさや、思いがけない発見もあります。 悠久の歴史ロマンを紐解きながら、京都の魅力を再発見します。