Dearにっぽん

ドキュメンタリー/教養

Dearにっぽん 選「海獣のいる海 北海道・礼文島」🈑

北海道・礼文島に半世紀以上、トドをしとめてきた猟師がいる。俵静夫、88歳。漁師でもある俵は複雑な思いを抱え、厳寒の海に向かう。俵にとって命と向き合う意味とは?

11月24日 日曜 8:25 -8:50 NHK総合1・釧路

北海道・礼文島に“伝説のトド撃ち”がいる。俵静夫、88歳。厳寒の海で、体重1トンのトドをしとめ続けてきた。一発で的確に獲物をしとめる技に並ぶ者は、今後現れないとさえ言われている。昔、島民にとって、貴重なタンパク源だったトド。しかし今、猟の目的は深刻な漁業被害を減らすための駆除となった。漁師でもある俵はこう語る。「人間が魚を取りすぎたからだ」と。命と向き合う意味とは何か?北の海で暮らす老猟師の日々。