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<ザ・ノンフィクション> 猫をさがすふたり〜被災地の猫物語〜🈑
大地震で焼け野原となった「輪島朝市通り」で泣きながら飼い猫を捜す青年の姿が世界で報じられた…自身の飼い猫を捜すうちに被災地の猫捜しを担うことになった夫婦の物語
11月24日 日曜 16:00 -17:00 さんいん中央テレビ1
2024年1月1日、能登半島を襲った大地震が街の光景を一変させた。石川・輪島市の観光名所「朝市通り」では、大規模な火災も発生し、通りのほとんどを焼き尽くした。
朝市通りに暮らしていた輪島塗八代目の桐本滉平さん(31)と妻の萌寧さん(27)夫婦の自宅兼工房も火災で全焼。初詣に出かけていた2人は無事だったが、飼っていた3匹の猫が行方不明となった。
跡形もなくなった自宅があった場所で猫を捜す滉平さん…
その姿を海外メディアが取材し、世界で報じられた。
しかし、なかなか見つからない愛猫たち。猫がやってきそうな場所に捕獲器を仕掛けるものの、見知らぬ猫が入っていることもしばしば…「自分たちのように誰かがこの猫を探しているかも知れない」…桐本さん夫婦は、自分の猫を捜すだけでなく、他の人の猫も保護し、飼い主の元に届けることを決めた。
早速猫を保護しては、張り紙やSNSで情報を発信するように。いつしか、
同じように飼い猫を捜す人たちが集まり、被災地の猫を捜索する輪は大きくなっていった。そして、「活動を支援したい」と、世界中から大量の支援物資も届くようになる…
いつの間にか「猫捜索隊」の中心となった滉平さんには、依頼が殺到するようになった。
そんな中、滉平さん夫婦の飼い猫が見つかったという連絡が…
震災で家も仕事も失い、愛する飼い猫を捜し続ける夫婦を待ち受ける、思いもしない運命とは…