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「“弁当の日”の向こう側」
竹下和男(子どもが作る“弁当の日”提唱者)

11月24日 日曜 5:00 -5:30 関西テレビ1

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子どもが作る“弁当の日”は、献立・買い出し・調理・弁当箱詰め・片づけをすべて子どもひとりでやります。“弁当の日”は子どもの自立が大きな目的です。子どもを健やかに育む環境を整えていくために家庭の食卓が果たす役割は大きいと思います。食卓を囲む雰囲気の温かさ、食事を作ってくれる人への感謝の気持ち、そして食事のありがたさ、そんな思いを再認識するために“弁当の日”を続けています。
“弁当の日”を最初に経験した子どもたちは既に大人になっています。当時を振り返って「先生、1回目の“弁当の日”は自分ひとりで作った子はいないと思います。でも5回目はほとんどの子が自分で作っていました」と言われました。この言葉を聞いたとき私は「してやったり」という思いでした。台所に立つことは五感を刺激します。そして子どもの成長に大きな役割を果たします。
“弁当の日”は子どもたちが自ら成長する場になるのです。