住人十色

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🈑住人十色【やっかいな3枚の擁壁と共存!開放感抜群なひな壇ハウス】🈖

買った土地には3枚の擁壁(ようへき)…価格は相場の半額以下だがデメリットだらけ▼負けずに挑戦!結果…メリットだらけに▼変形地を得意とする建築家に依頼!新たな可能性

11月23日 土曜 16:45 -17:15 BSSテレビ

🈑住人十色【やっかいな3枚の擁壁と共存!開放感抜群なひな壇ハウス】🈖

舞台は宮城県仙台市。住人(アルジ)は幼児の兄弟がいる4人家族。マンション暮らしだった夫妻は、子どもたちが走り回れるようにマイホームを建てようと決意。予算内で見つけたのは、山の斜面を切り開いて作られた土地。そこは3枚の擁壁によって、ひな壇のように段々になっている変形地だった…。一般的に擁壁を避け段の上に建物を作ることが多いが、住人(アルジ)夫婦はあえて擁壁を取り込み、ひな壇をまたいだ形で家を建てた⁉
擁壁が家の一部になったため、玄関アプローチや物干しスペースの壁として使用することが可能に。また、2階にあるリビングは開放感抜群で、大開口から緑が広がっている。なんとこれはひな壇を取り込むことで各階に庭を設けられたからだそうで、意外なメリットに。さらにリビング、洗濯場、キッチンをぐるっとひとつながりの回遊動線にすることで、子どもたちが走り回れるようになり、マンション時代の悩みも解決することができた。
玄関横にある細長いスペースは、妻はミシンで小物づくり、夫はサーフィン関連と趣味を楽しむための場所。やっかい者の擁壁を逆手に取って活用したひな壇での暮らしに夫は「変な土地を選んだと思うが、土地に向き合って作った感じがいい」、妻も擁壁のおかげで生まれた意外なメリットに満足しているという。デメリットだらけの土地に挑んだ結果、思ってもみないメリットに溢れた家。まだまだこれからも新たな可能性を見出せそうだ。