肝っ玉かあさん
ドラマ
名作ドラマ「肝っ玉かあさん」 第29話≪全38話≫
舞台はそば屋「大正庵」。女手ひとつで店を切り盛りする、お人よしで情にもろいが頼りがいのある肝っ玉かあさんと、長男の嫁との暖かい人間関係を軸に描いている。
11月22日 金曜 15:55 -16:54 TSCテレビせとうち
杖を頼って妙な娘勇子が出現。さっそく長吉が風呂場をのぞいたと水をぶっかけてひと騒動。そんなところへ三三子の友人典子の母光子が、五三子をたずねてきた。典子が市丸幼稚園の民三に、真剣に惚れているらしいので、先方の気持ちを聞いてほしいとのことだった。翌朝、五三子は九子を送りがてら民三を訪ね、ずばり民三の気持ちを聞いてみた。
民三は家庭の事情から、自分の希望する野鳥研究の道を断念したが、いまだにそれをすてきれず、そのため、結婚にもためらいがあった。一方、へそくり問題で梅本先生と嫁の忍がもめる梅本病院では、典子が、心臓が悪くなったと大さわぎしていた…。
そば屋「大正庵」では、早朝から五三子(京塚昌子)が一人ではりきっていた。というのも、長男・一(山口崇)が妻の綾(長山藍子)と娘の九子(細川美恵)とともに、店の二階に引っ越してくる日だからだ。九子は五三子にとって初孫、しかもかわいい盛りとあって、うれしくてしかたがないのだ。ところが、出版社に勤める綾の仕事の都合で、引っ越しは1週間延期になってしまう。
その上、一が九子を連れて綾の実家へ行ったと聞いて五三子はがっかり。心配した娘の三三子(沢田雅美)は大正庵に来るように一に電話するが…。