ドキュメンタリー/教養

第二次世界大戦の潜水艦3「U−862:極東へ物資を輸送せよ」🈔

1944年5月ドイツ軍の潜水艦U−862は大量の物資を積みマレーシアへ向けて出港した。それは遠く離れた同盟国、日本へ物資を届けるための決死の潜水艦輸送作戦だった

11月21日 木曜 4:00 -5:00 ナショジオ

海中で隠密行動をとり、攻撃を仕掛ける潜水艦。第二次世界大戦中に行われたドイツ軍Uボートによる集団戦術の「群狼作戦」や潜水艦による長距離輸送作戦、太平洋で勝敗を分けた戦いなど、それぞれの任務を彼らはいかにして遂行したのか。専門家の分析と豊富な資料映像、証言に基づく再現映像を用い、第二次世界大戦における潜水艦の真実に迫る。
第二次世界大戦の終盤、遠く離れた同盟国のドイツと日本は物資や技術情報の交換に苦戦していた。当初は船を使用していたが、海上輸送では連合国軍に見つかり、攻撃にさらされてしまう。そのため、潜水艦による輸送作戦が練られた。1944年5月、ドイツ軍の潜水艦U-862は大量の物資を積んでマレーシアのペナン島へ向けて出港。北海から北大西洋を南下、アフリカ大陸南端を回り、インド洋へ抜ける壮大な長距離輸送作戦が始まった。