西村京太郎スペシャル 十津川警部夫人の旅情殺人推理3
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🈑<BSフジサスペンス名作選>西村京太郎スペシャル十津川警部夫人の旅情殺人推理3
萬田久子が演じる辣腕刑事の妻・十津川直子が、難事件の推理に挑む人気シリーズ第3弾!
11月20日 水曜 14:59 -17:00 BSフジ・181
夜の東京・石神井の須賀神社。
石段を転落したと思われる、頭から血を流した中年女性の遺体が発見された。
合田精機創設者の合田徹社長(石山輝夫)の妻、明江(千葉裕子)だった。
遺体の発見現場で、夫の徹と娘の可奈子(大路恵美)、徹の実弟・琢(保積ペペ)が、悲嘆にくれている。
2ヵ月後。合田徹は弟の琢に社長の座を譲り、「妻が事故死したとは思えない。
その事実をつかみに行く」と言い残し、事務所を出て行った。
十津川警部の妻・直子(萬田久子)が須賀神社の前を歩いていると、石段の途中にぼんやりと座っている可奈子に出会った。
「母の葬儀の時はお世話になりました」と直子にあいさつする可奈子。
聞けば、今度は父の徹も、5日前に山形の最上川で水死体で発見されたという。
直子は「どうして、明江さんは須賀神社で亡くなったのに、お父様は最上川に調べに行ったのかしら」と疑問を感じる。
可奈子は直子に一緒に山形に行ってほしいと懇願する。
地元の警察は父の死は事故死だというのだが、納得していないという。
さらには、母の死の真相も知りたいという。
夜。
直子は夜食を作り、夫の帰りを待っているが、十津川警部から「急遽、福岡出張。
帰宅は未定」というメールが入る。
「やっぱり、ほっとけないなあ」と直子は、可奈子の願いを聞き、山形に同行することを決心する。