肝っ玉かあさん
ドラマ
名作ドラマ「肝っ玉かあさん」 第26話≪全38話≫
舞台はそば屋「大正庵」。女手ひとつで店を切り盛りする、お人よしで情にもろいが頼りがいのある肝っ玉かあさんと、長男の嫁との暖かい人間関係を軸に描いている。
11月19日 火曜 15:55 -16:54 TSCテレビせとうち
本子が突然、故郷に帰って結婚すると言い出し五三子はびっくりしたが、結婚後の設計まですでにきっちり立てられているのを知って、ただ茫然。退職金の他に、結婚祝いでもと五三子は思ったのだが、一は必要ないとドライな返事。五三子は世の中が急激にかわっていくようで心細かった。本子の穴うめは杖でと考えたが、杖は決められた時間以外はまったく動こうとしない。それどころか、勤務中でもサボってばかり。
その上、注意した三三子をなぐる始末。あまりのことに、健次は、杖をなぐりたおしてしまった。五三子は間にはいって苦しい立ち場。そして本子は、五三子やとみの気持ちなど気にとめないようすで、陽気に大正庵を出ていった。だが、その本子も内心では泣いていた…。
そば屋「大正庵」では、早朝から五三子(京塚昌子)が一人ではりきっていた。というのも、長男・一(山口崇)が妻の綾(長山藍子)と娘の九子(細川美恵)とともに、店の二階に引っ越してくる日だからだ。九子は五三子にとって初孫、しかもかわいい盛りとあって、うれしくてしかたがないのだ。ところが、出版社に勤める綾の仕事の都合で、引っ越しは1週間延期になってしまう。
その上、一が九子を連れて綾の実家へ行ったと聞いて五三子はがっかり。心配した娘の三三子(沢田雅美)は大正庵に来るように一に電話するが…。