鬼平犯科帳
ドラマ
時代劇・鬼平犯科帳 見張りの見張り🈞
池波正太郎原作大人気時代劇シリーズ。江戸後期、火付盗賊改方長官として悪人達から“鬼平”の名で恐れられた長谷川平蔵を中村吉右衛門が熱演。江戸の悪は鬼平が許さない!
11月18日 月曜 12:30 -13:30 テレビ愛知1
長谷川平蔵(中村吉右衛門)の密偵おまさ(梶芽衣子)が、かつて一緒に組んで盗みをしていた長久保の佐助(本田博太郎)と偶然出会った。佐助は半年前に息子が、杉谷の虎吉(金子研三)という盗賊に殺されていた。今の役目を言うわけにはいかないおまさが、小房の粂八(蟹江敬三)と組んでいる、と言うと、佐助は粂八に会いたいと言う。虎吉が粂八の子分だったことがあるからだ。
これより十日前、本郷の紙問屋伊勢屋が襲われ、一家、奉公人が惨殺される事件があった。何のてがかりもないなかで、平蔵は奉公人のなかで素性が不明だった下女おはつの実家の聞き込みを部下に命じた。偶然は重なるものである。粂八は、以前虎吉から女房だと言って引き合わされた女が、南品川で蝋燭屋をしていることを思い出した。下女の実家も南品川だった。翌朝、粂八は東海道を品川へ向かう。その後を用心深い佐助がつける。
そして平蔵の命を受けた木村忠吾(尾美としのり)と相模の彦十(江戸家猫八)は、それより半刻前同じ道を通っていた。