肝っ玉かあさん

ドラマ

名作ドラマ「肝っ玉かあさん」 第25話≪全38話≫

舞台はそば屋「大正庵」。女手ひとつで店を切り盛りする、お人よしで情にもろいが頼りがいのある肝っ玉かあさんと、長男の嫁との暖かい人間関係を軸に描いている。

11月18日 月曜 15:55 -16:54 TSCテレビせとうち

九子の運動会がはじまった。一と共に、出席した五三子は、孫の遊戯にただうっとり。綾の両親・保文と八重も応援にかけつけ、ムードはさらに盛り上がった。父兄の玉ころがしがあるというので五三子も、綾にかわって出場することにした。故郷に帰っていた本子が戻ってきたので、三三子も葉麻と共にやって来た。九子の声援をうけて五三子はスタート。だが、みるみるうちにビリになった。
それでも五三子は懸命に走り抜き、大拍手の中でゴールインした。その頃、綾は戸並先生と札幌に講演旅行に来て、仕事を持つ母親のかなしさを味わっていた。運動会は無事に終わったが、その夜、五三子は本子から意外なことを聞かされた。
そば屋「大正庵」では、早朝から五三子(京塚昌子)が一人ではりきっていた。というのも、長男・一(山口崇)が妻の綾(長山藍子)と娘の九子(細川美恵)とともに、店の二階に引っ越してくる日だからだ。九子は五三子にとって初孫、しかもかわいい盛りとあって、うれしくてしかたがないのだ。ところが、出版社に勤める綾の仕事の都合で、引っ越しは1週間延期になってしまう。
その上、一が九子を連れて綾の実家へ行ったと聞いて五三子はがっかり。心配した娘の三三子(沢田雅美)は大正庵に来るように一に電話するが…。