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非情な銃弾【TV初放送】 ▼小高雄二

冷血の殺し屋の異常な心理と非情な末路を、息づまるサスペンスの連続のなかで描くアクションドラマ。
1959年 64分 モノクロ

11月18日 月曜 9:15 -10:20 衛星劇場

◆幻の蔵出し映画館◆ 深夜の静寂に眠る高級アパートの一室にすべり込んだ殺し屋・笹川健二(小高)は、情婦といた沢村組の親分(金子)の前に立つと、無表情に消音拳銃の引金をひいた。健二を雇ったのは、沢村の顧問弁護士・松本(芦田)だった。沢村を消して密輸の権利を浜崎組に売り渡し、漁夫の利を得ようという狡猾な企みだった。 健二にとって動機は問題ではなく、報酬さえもらえば確実に相手を殺すのが彼の商売だった。