ドラマ

鬼平外伝 正月四日の客【オリジナル時代劇】【〜芸能生活50周年〜 松平健祭り】

出演:松平健柄本明市毛良枝益岡徹 原作は池波正太郎の短篇集「にっぽん怪盗伝」の一篇。松平健柄本明の静かなる名演に魅了される傑作。(2012年)

11月17日 日曜 21:00 -22:35 時代劇専門ch

本所・枕橋の小さな蕎麦屋「さなだや」の主・庄兵衛(柄本明)は、毎年正月四日のみ、信州の「さなだ蕎麦」だけを客に出すことにしていた。しかし、ねずみ大根の汁を合わせたこの蕎麦が舌がひんまがるほど辛いことを知る客は誰も店を訪れなかった。寛政三年正月四日。
ふらりと店に入ってきたひとりの男(松平健)が、「さなだ蕎麦」の味を懐かしみ、正月四日にしか味わえないことを知ると、「来年また来る」とだけ告げて去っていった。翌年から毎年四日にだけ男はやってきた。そんなある日、庄兵衛は店を訪れた御用聞きの清蔵(益岡徹)から、腕に刺青のある盗賊の話を聞き、一抹の疑念が胸をよぎる。そして迎えた寛政七年正月四日……。