鬼平犯科帳
ドラマ
時代劇・鬼平犯科帳 逃げた妻🈞
池波正太郎原作大人気時代劇シリーズ。江戸後期、火付盗賊改方長官として悪人達から“鬼平”の名で恐れられた長谷川平蔵を中村吉右衛門が熱演。江戸の悪は鬼平が許さない!
11月15日 金曜 12:30 -13:30 テレビ愛知1
長谷川平蔵(中村吉右衛門)は最近よく、若い同心の三井忠次郎(中村吉之助)を連れて市中見回りに出る。自分の役目を奪われたようで、木村忠吾(尾美としのり)は面白くない。忠吾は見回り中に寄った居酒屋で、知り合いの浪人、藤田彦七(うじきつよし)と会う。後妻のおみね(佐藤恵利)と、自分の娘お弓(内泉朱賀)と一緒だった。藤田は二年前、妻が行方不明になっていた。
何日かして忠吾が再び居酒屋に行くと、藤田が待っていて、行方不明になっていた妻のおりつ(江口由紀)から手紙が来たという。明後日、ある茶店で待つので、連れて逃げて欲しい、という。「連れて逃げて」という表現に、忠吾は背後に悪人がいるのでは、と思った。藤田はおりつに会いたいと言う。まだ未練があるようだ。忠吾は相模の彦十(江戸家猫八)に相談する。
人生経験豊富な彦十は、おりつが男と駆け落ちしたのは間違いない、と言った。そして、背後に悪人がいるのなら、平蔵に相談するように勧めた。