ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅
ドキュメンタリー/教養
ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅▽野花が咲き誇る薬草の里 奈良県宇陀市🈑
奈良県宇陀市に江戸時代に作られた薬草園が今も残っている。続けられているのが「半栽培」という雑草を残し自然の力をいかす農法。不思議な知恵が息づく薬草園を訪ねる。
11月15日 金曜 4:00 -4:10 NHK総合1・水戸
奈良と伊勢を結ぶ交通の要衝に栄えた奈良県・宇陀市。葛粉の産地として知られ、植物をいかす知恵が受け継がれている。その一つが江戸時代中期に作られ伝統の薬草栽培を続ける薬草園だ。ここではおよそ250種の薬草が「半栽培」という自然の力をいかす方法で育てられている。畑の雑草はすべて刈らずにあえて一部を残し、種などを運んでくれる昆虫にとっても住みやすい環境を作るというのだ。ここは江戸の知恵が詰まった里山だ。