肝っ玉かあさん

ドラマ

名作ドラマ「肝っ玉かあさん」 第24話≪全38話≫

舞台はそば屋「大正庵」。女手ひとつで店を切り盛りする、お人よしで情にもろいが頼りがいのある肝っ玉かあさんと、長男の嫁との暖かい人間関係を軸に描いている。

11月15日 金曜 15:55 -16:54 TSCテレビせとうち

留守中に勝手に二階を改造したので、五三子は大ふんがい。一と正面衝突してしまった。市丸幼稚園の民三に、古いものは新しくなる。形あるものはこわれるのが自然の理と聞かされて五三子はいったん気持ちを静めた。だが、同居するなら互いにいたわりが大切だという一の言葉に五三子はまたもやカチンときた。亡夫との思い出のある部屋を直すのに具体的に話してくれる心づかいが、五三子は欲しかったのだ。
嫁の綾があやまって、言葉の足りなかった一が悪者になって事件は解決した。この事件でまぎれていた五三子は高松に行って、親にもみはなされた杖を本気であずかろうと決心して帰っていたが、杖の態度は前途多難を思わせた。一方、清田家では圭司の店に働きに出た八重が、二日で早くも悲鳴をあげていた…。
そば屋「大正庵」では、早朝から五三子(京塚昌子)が一人ではりきっていた。というのも、長男・一(山口崇)が妻の綾(長山藍子)と娘の九子(細川美恵)とともに、店の二階に引っ越してくる日だからだ。九子は五三子にとって初孫、しかもかわいい盛りとあって、うれしくてしかたがないのだ。ところが、出版社に勤める綾の仕事の都合で、引っ越しは1週間延期になってしまう。
その上、一が九子を連れて綾の実家へ行ったと聞いて五三子はがっかり。心配した娘の三三子(沢田雅美)は大正庵に来るように一に電話するが…。