剣客商売 第2シリーズ
ドラマ
🈑<時代劇>剣客商売 第2シリーズ 第3話「剣の誓約」
時代と逆行して剣で暮らしを立てる親子・秋山小兵衛と大治郎の、時に厳しくほほえましい関係を描く大人気時代劇!
今回は、第2シリーズをお届け!
11月14日 木曜 18:30 -19:25 BSフジ・181
秋山小兵衛(藤田まこと)の息子・大治郎(渡部篤郎)の道場に、嶋岡礼蔵(夏八木勲)という老剣客が訪ねてきた。
少年時代の大治郎は山城国の山里の嶋岡の下で五年間、厳しい修行を経験していた。
その嶋岡が突然、大治郎の道場を訪ねてきて、「お主に、死に水をとって貰わねばならぬ」と言う。
聞けば嶋岡は、柿本源七郎(東野英心)という剣客と真剣勝負をするために江戸に来たという。
柿本とは二十年前に江戸の平右衛門の道場で立会い、圧勝した。
屈辱のなかで柿本は「十年後、真剣で再度勝負を」と言った。そしてその日から十年後、柿本は約束通り現れたが、長時間にらみ合ったまま「勝てぬ」と言って、勝負はつかず、再度十年後の立ち合いを申し込まれていた。しかし、数年後に平右衛門が亡くなり、嶋岡はすでに剣を捨てて大和で庄屋を営む兄の元に身を寄せていた。そこに柿本からの念押しの手紙が届いたのだ。
柿本の執念にたじろぐ嶋岡だったが、剣客の宿命と思って果たし合いに応じる覚悟を決めた。
嶋岡は大治郎の道場に滞在する。
大治郎は嶋岡の受諾の手紙を持って柿本の家に行った。
本人は不在で、応対したのは伊藤三弥(本宮泰風)という歌舞伎の女形のような青年だった。
大治郎は柿本の家の様子に奇妙なものを覚えた。
暮らしの匂いがないし、三弥の存在も奇妙である。
早速岡っ引きの弥七(三浦浩一)に、柿本の身辺調査を頼む大治郎であった。
実は、その頃柿本は、心臓の病に臥せっていたのだ…。